前回の投稿では
①プロに任せる予定を自作することに変更
②フランジ部分だけの設計/加工を投稿にアップ
③エビ管を作成するのにパーツをレーザーカットする(予定)で準備
でしたが、レーザーカットが思いのほか高かったため、いつもの溶接屋さんでカットしてもらうこととしました。
実車を観察してエグゾーストのカーブ(半径)を厚紙でチェックしたところ
①#1と#4エグゾーストはだいたいr=50mm程度であることが判明
②45年振りに三角関数の知識を引っ張り出して上の写真の4種類の設計図を作成
設計のポイントはパイプの直径が38mm 扇状にカットした短辺を10mmに固定
③結果75度と70度は見栄えの問題もあり作成せずで
④第一弾で使用したパーツは
#1と#4 #2と#3
a.ストレート(15mm) 1個
b.85度(10mm) 5個
c.80度(10mm) 4個 2個
d.80度(7mm) 3個
の合計30個(上表の2倍)を作成使用しました。
(d.は一旦仮組した時にc.だとどうしてもカーブが足りない(緩い)箇所があり
かといって75度にするのも見栄えの連続性が大きく損なわれるんで短辺7mmを
追加で作成しました。
これは第一弾でb.とc.を作成した時のものです。
テープベッタベタで見苦しいんですが、第二弾の仮組状態
だいたいこれでいけそうなんで、次は仮溶接(点付け溶接)ですね。
点付け溶接したところ
<<次の作業>>
①本溶接すると無視できない程度に溶接ひずみがでる(rが小さくなる/円が小さくなる)とのアドバイスがあったため
4本別々での本溶接用の治具作成が必要
②さらに四本を一本にまとめる(溶接する)コレクター部分の採寸/コレクターの作成
③一体化するときの治具の作成
とまだまだ作業は続きます