今回は非分解箇所について簡単に説明。 非分解箇所は1気筒につき外側(上側)から2本 内側(下側/フロート室内)からの2本で固定されているだけなので、分解する作業としては簡単。。。なはずですが、
①この4本のボタンキャップボルトがサイズが小さい (下側M3と上側M4) ②奥まっていたり、若干斜めにしないとレンチが刺さらない位置にあったり ③基本非分解箇所のためメーカー新規出庫以降一度も緩められていない箇所だったり で舐める可能性大きいです。
次回紹介する社外品の非分解箇所のOリングセットには、ご親切に「このボルトはだいたいの人が舐めます」といってボルト自体がセットに含まれています(笑)
これが外側(上側)のボルト(M4) 微妙にまっすぐ六角レンチが差し込めない
これが下側(内側)のボルト(M3) フロート室の天井?なんで手元にある六角レンチの長いほう(普通ボールレンチになっている側)でやろうとするとまず間違いなく舐めます 可能であれば「潤滑油」「叩く」「熱する」をしたうえで1/4のソケットで3mmのやつをエクステンションバーをかまして使用したほうがいいです
非分解箇所の写真を数枚・・・見ての通りここには全部で異形Oリングが2個 Oリングが3個使われています 「加速ジェットのお尻」が3枚目の写真に見えますが、このジェット・・・分解ついでに交換したかったのですが、いろいろ調べるとお尻にマイナスの窪みがついていながら、スクリューではなく圧入とのこと・・・下手にいじる前に「圧入」であることが分かって大事にならずにほっとしてます。
SECRET BASE RACING:2020年04月21日 – livedoor Blog(ブログ) (secretbase-racing.com)http://secretbase-racing.com/archives/2020-04-21.html
もしかしたらネットルール違反かもしれませんが、シークレットベースさんというバイク屋さんのホームページを見ると、なんと非分解箇所の分解手順書なるものがアップされていますので、私のブログよりもそちらをご覧ください(笑)×100
非分解箇所はもともとは液体パッキンではなく、金属パテで固定されているんですね・・・道理で硬いと思った。 上記リンク先でも触れていますが、加速ポンプワンウエイバルブの部品(2mm四方のプラとちっこいスプリングとボール)はびよ~んって飛ばすと間違いなく四次元ポケットにいきますので気を付けてください。 私はバルブ部分の分解には、無謀にも逆側からエアを吹き込んで分解させたんでものの見事にびよ~ん ってなりました 偶然捜索した結果飛んだ部品は発見に至りました・・・